トコトロニックのK.O.O.K.

KOOK

いよいよトコトロニックのこのアルバムを翻訳した!『K.O.O.K.』、それはこのドイツ語ロックバンドの伝説的5番目のアルバム。時は1999年。初アルバム『デジタルの方がいい』から四年のあいだ、彼らは曲で宣言する反抗姿勢だけでなく、それを伴う古着屋さんTシャツやトレーニングウェアを制服にしたドイツの強情な若者たちのライフスタイルを代表するほどのアングラ・アイドルとして捉えるようになった。しかし3人のバンド・メンバーたち(ディアク・フォン・ローツォー、アルネ・ツァンク、ヤン・ムラ)は増々そのイメージに捕われるように感じ、新アルバムをきっかけにしてスタイルブレイクと、それ以降バンドの強みとなる定義出来なさを宣言する。ライブでは全員黒色姿で演奏したり、洗練された音楽にもバリエーションがあったりして成長が目立つ。
翻訳で明らかになる曲の内容から見ても変化が分かる。 日常に潜む狂気が相変わらず『不幸を撃退しなきゃいけない』などにテーマとしてあげられるが、多くの曲が段々とひねくれた象徴から純粋な理性ではもう説明できないな観察と謎をほのめかす出来事へ転がっていく。トコトロニックの世界観は揺れてきたかのように、「通路の迷路に」さまよい、「 精神過敏になり」、そして大嫌いなことまで受け入れるくらいに反抗精神にくたびれて世の中に侵略する悪を、ビールと日差しを楽しみながらただただ観察するところまできた。

言語的にもフォン・ローツォーが処女地に踏み出してドイツ語の現代音楽で最前線に進んでいく。詩的な表現を使う曲の中でも名作である『新たな奇妙』は間接話法の文法手段を用いて珍しい。日本語と違ってドイツ語ではこの間接表現に動詞が変化してドイツ人にも扱いにくい。これを、世の果てを予感させる『新たな奇妙』に使い、その仮眠的予言みたいなロックソングに曖昧で不安定な雰囲気を与える効果が12年後の今でも印象深い。
トコトロニックの再出発点『K.O.O.K.』日本語訳は上のアルバム画像をクリックしてダウンロード出来ます。レット・ゼア・ビ・ロック!

悪趣味の祝宴『Jackpot』誇るべきだ!

これこそ青春、これがイモーションや!『Let There Be Rock』

Und schon wieder ein ganzes Album von dieser deutschen Rockerbande einjapanisiert. Als habe man sonst nichts besseres zu tun mit seiner kostbaren Zeit : “K.O.O.K.” auf Nihongo! Ein Grund mehr alles Sinnvolle stehen und liegen zu lassen und Japanisch zu lernen! Zum Downloaden auf die Albumgraphik oben klicken. Retto Zea Bi Rokku!

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