TED auf Deutsch: Wie Musik die Seele heilt

Tod Machover und Dan Ellsey spielen neue Musik

Tod Machover vom MIT Media Lab widmet sich der Aufgabe, musikalischen Ausdruck für jeden – vom Virtuosen bis zum Amateur – und in den vielfältigsten Formen – von der Oper bis zum Videospiel – anzubieten. Er und Komponist Dan Ellsey geben Aufschluss über das, was als nächstes kommt.


Die Rede von Tod Machover über Musiktherapie und die sprühende Performance des trotz Zerebralparese musizierenden Dan Ellsey gehört mit zum Ermutigendsten und Schönsten was die Webseit der TED-Konferenz zu bieten hat. Ich habe den TED Talk in den letzten Wochen ins Deutsche übersetzt und präsentiere ihn auch hier auf meiner Webseite.

トッド・マコーバー氏の音楽治療についてのスピーチと、脳性麻痺を持っているのにも関わらず音楽を創るダン・エルシー氏の刺激的なパフォーマンスは、TEDカンファレンスのウェブサイトにある800以上のビデオの中にももっとも美しく勇気づけるもののい一つである。私はこのTEDトークを先月ドイツ語に翻訳しました。残念ながら日本語字幕はまだ出ていません。英語がわかる方はぜひご覧ください。


トコトロニックの『どうでもいい、けど』

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「どうでもいいけど、こんな風じゃやっぱ嫌だ」は、トコトロニックの飽きれた世界観を一つのスローガンとしてまとめたタイトルを持つ四つ目のスタジオ・アルバム。 この1997年のアルバムはトコトロニックのハンブルク時代の典型的なスタイルを代表する。ギターとボーカルを担うディアク・フォン・ローツォーの他にベースのヤン・ムラも何曲を歌うが、このアルバムで最後になる。

前のアルバムよりも歌詞と音楽が洗練されていることが当時にも認められたらしいが、現在の彼らの音楽とずいぶん違って、「僕の人生最高の一日」、「いつまでも君の敵」、「ロータリ・クラブでの夕べ」、これらの曲のなかに日常叙情詩のように描かれた世界はまるで少年の日記から切り取った何気ない出来事が語られる。ぎくしゃくした人間関係を主に内容とする17曲がだいたい3分を超えない。幾つかの歌にハーモニカや弦楽器といった新しい楽器を活かそうとする一方、三羽の小ガモが写ったアルバム・カバーのフォーカスの甘い写真が暗示するようにトコトロニックはこの時点でもアマチュア・バンドのイメージを保ち、安いドイツ語ダジャレを使ったり、ライブでは必ずダサい感じの古着Tシャツを着たりして、ロック・バンドであることがいかに面倒くさく有りがちな試みかという態度を見せる。この後は初のアメリカツアーにも出かけて、ブルームフェルトゥディ・シュテアネと並ぶ社会批判を発揮するドイツ語アンダーグラウンド音楽を象徴するいわゆる「ハンブルク学派」の大黒柱と評価されていた。

今回もなるべく元の歌詞に忠実に訳したので、いつもよりラフな言葉遣いと省略された表現が目立つ。これでしばらくトコトロニックの翻訳作業から休みます。日本語の勉強のために四つのアルバムも翻訳した。彼らの最新作 ”Schall und Wahn” 『響きと怒り』は2008年の『降伏』からまた、象徴の森への気の狂った進歩を意味していて素晴しい。日本のiTunes Storeでもアルバムが購入できるようになり、この翻訳がドイツのロック音楽に興味を持つ人にとって少しでも役に立てばそれほど空しい作業ではなかったかもしれない。翻訳ファイルは、上のアルバム・バンナーをクリックしてPDFとしてダウンロード!


Dieses Jahr ・ 「この一年」

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Die vorerst letzte Japanischübersetzung eines Tocotronic-Albums! “Dô demo ii, kedo” als Download auf das obige Album-Banner klicken!

“The Barberboys” Interview, Cover Photo, WTH

Diese Band, von der jetzt alle sprechen, The Barberboys, nun hat die renommierte britische Musikzeitschrift THE CREAM einen Artikel über sie gebracht, und man darf es weder glauben noch gutheißen, dass die Bandmitglieder aus Kamerascheu mich vor die Linse für das Titelbild herbeiriefen – ich sage nur: Sollte eine so bahnbrechende deutsche Band wie die The Barberboys nicht mutig mit ihren real faces in die Medien gehen, könnte man sie über kurz oder lang noch für ein Fake halten. Ich distanziere mich hiermit diesmal ausdrücklich von der diesmaligen Fluchtreaktion der Bandvorsteher Alexander Barnabas Kazimir von Ritzhaupt und Maximilian Benedikt Lorenz von Schwartzbaugh. Hochachtungsvoll, Ihr allerwertester Holger Maria Leberecht von Kalbsau.

TheCream-Article

That band which all ze Germans are raving about lately, The Barberboys, they’ve been covered in an article in the renowned British music magazine THE CREAM. And one shall neither believe nor endorse the indelicacy by which the band members asked me to pose for the title page, out of pure camera-shyness. All I have to comment on this is: as long as a ground-breaking German band such as the The Barberboys won’t step boldly forward with their real faces one day or the other people will think they are all fake. I hereby distance myself assertively from the flight reaction of band provosts Alexander Barnabas Kazimir von Ritzhaupt and Maximilian Benedikt Lorenz von Schwartzbaugh. Yours respectfully, Holger Maria Leberecht von Kalbsau.

さいきん話題になってるあのドイツのバンド、ザ・バーバーボイズ、何とあの有名な英国の音楽雑誌THE CREAMで記事になってる。そして、信じがたいことにバンドメンバーのあまりにもオーバーなカメラ嫌いのせいで(これは決してよしとして是認すべからずことだが)知り合いである私を雑誌表紙に出てくれと頼まれちゃった。これに一言:ザ・バーバーボイズみたいな画期的ドイツ・バンドがずっと真フェースでマスコミに進んでいかないと、いつかファンたちにも世の中にもフェイクとして思われかねない。これをもって私は、こういった彼らの逃亡反応から敬遠して、バンド責任者のアレクサンダ・バルナバス・カーズィミア・ヴォン・リッツハウプト並びにマクスィミリアン・ベネディクトゥ・レーレンツ・フォン・シュワルツボーに訴えます。敬具、ホルガ・マリーア・レーベレヒトゥ・フォン・カルブスアウ。

– Ach ja, weil “die Schrift so klein ist”, hier der Artikel in voller Länge…
Read the article in its full length here…

- 記事のコピーを載せました・・・


THE CREAM, “The new German Soundgefühls” excerpt:

Aristocrazy!

Speaking of emerging rock bands, we challenge our readership to face yet another avant-garde formation from Germany – The Barberboys! These ambitious and reckless young men from Heidelberg are causing a stir in the petrified German underground scene. Some accuse them of cannibalizing the aesthetics of weaker local bands. Some think they shamelessly exploit the decadence of the underprivileged. Say what you want, but by galvanizing sophistipop influences with grindcore samples The Barberboys are scissoring and undulating together nothing less than a new history of pop. They’ve just finished their first overseas tour along the Baltic coast, filling club houses from Riga to folk stronghold Panevėžys. On Facebook, they already got more followers than Elton John in his heyday. And did we mention they’re working on a scandal-ridden band biography?

The band’s biggest accomplishment, however, lies in cunning self-marketing, says senior guitarist Maximilian Benedikt Lorenz von Schwarzbaugh (not related to Bristol-born harpist Alica von Schwarzbaugh).
“We were just two guys hanging around a barbershop in downtown Heidelberg. We didn’t play music. We simply had this dream of a cult band. That’s when we began producing logos, a website, stickers, and so on, without even having a single song.” What started out as a gag quickly caught fire in their provincial hometown. People, as tired as the Barberboys of permanently proving achievement and self-assertion, gathered around the barbershop.

Things turned serious when Luxembourgian indie label Large Door approached the pseudo-band. “When they asked us to actually sing in front of a crowded hall we almost died of fear. But the money convinced us.” And front vocalist Alexander Barnabas Kasimir van Ritzhaupt adds: “We knew there’s this momentum for gathering new subjects for a 21st century aristocracy. We just had to do it.”
He recalls the first live gig. “It was a disaster. Not so much because of technical skills. Our drummer just blew it.”

But Fortuna was on the band’s side. Not only did they master the instruments gradually, they now invent new ones for each song. Vocalist Barnabas’ soothing voice (“I’ve got a brownish timbre, for the ladies.”) proved to be a jammy shot. The attentive listener finds experiments with spectral music and twelve-tone serialism on their latest album PINK PUKEING [sic!] PUSSY. And when you engulf yourself in the psychedelic soundscapes of their theme song “Purpur”, you know it’s alchemy at work.

Are the B-Boys post-modern rock prophets? Who cares. If their appeal for a sleepy Utopia (“Barberonien”) alone isn’t going to rock the foundations of Germany’s steel-hard meritocracy, be sure the vista of their pirate logo will. THE CREAM already sees chorusing masses waving skull flags through Heidelberg’s street: Barberboys! Barberboys!

Become a The Barberboys fan on Fakcebook! Click here!

トコトロニックのK.O.O.K.

KOOK

いよいよトコトロニックのこのアルバムを翻訳した!『K.O.O.K.』、それはこのドイツ語ロックバンドの伝説的5番目のアルバム。時は1999年。初アルバム『デジタルの方がいい』から四年のあいだ、彼らは曲で宣言する反抗姿勢だけでなく、それを伴う古着屋さんTシャツやトレーニングウェアを制服にしたドイツの強情な若者たちのライフスタイルを代表するほどのアングラ・アイドルとして捉えるようになった。しかし3人のバンド・メンバーたち(ディアク・フォン・ローツォー、アルネ・ツァンク、ヤン・ムラ)は増々そのイメージに捕われるように感じ、新アルバムをきっかけにしてスタイルブレイクと、それ以降バンドの強みとなる定義出来なさを宣言する。ライブでは全員黒色姿で演奏したり、洗練された音楽にもバリエーションがあったりして成長が目立つ。
翻訳で明らかになる曲の内容から見ても変化が分かる。 日常に潜む狂気が相変わらず『不幸を撃退しなきゃいけない』などにテーマとしてあげられるが、多くの曲が段々とひねくれた象徴から純粋な理性ではもう説明できないな観察と謎をほのめかす出来事へ転がっていく。トコトロニックの世界観は揺れてきたかのように、「通路の迷路に」さまよい、「 精神過敏になり」、そして大嫌いなことまで受け入れるくらいに反抗精神にくたびれて世の中に侵略する悪を、ビールと日差しを楽しみながらただただ観察するところまできた。

言語的にもフォン・ローツォーが処女地に踏み出してドイツ語の現代音楽で最前線に進んでいく。詩的な表現を使う曲の中でも名作である『新たな奇妙』は間接話法の文法手段を用いて珍しい。日本語と違ってドイツ語ではこの間接表現に動詞が変化してドイツ人にも扱いにくい。これを、世の果てを予感させる『新たな奇妙』に使い、その仮眠的予言みたいなロックソングに曖昧で不安定な雰囲気を与える効果が12年後の今でも印象深い。
トコトロニックの再出発点『K.O.O.K.』日本語訳は上のアルバム画像をクリックしてダウンロード出来ます。レット・ゼア・ビ・ロック!

悪趣味の祝宴『Jackpot』誇るべきだ!

これこそ青春、これがイモーションや!『Let There Be Rock』

Und schon wieder ein ganzes Album von dieser deutschen Rockerbande einjapanisiert. Als habe man sonst nichts besseres zu tun mit seiner kostbaren Zeit : “K.O.O.K.” auf Nihongo! Ein Grund mehr alles Sinnvolle stehen und liegen zu lassen und Japanisch zu lernen! Zum Downloaden auf die Albumgraphik oben klicken. Retto Zea Bi Rokku!

トコトロニックの白いアルバム

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トコトロニックの白いアルバム。それは彼らが2002年に出した、以前とは全く違うスタイルと内容のものだった。実際、アルバムにはっきりとしたタイトルがなく表紙にはバンド名が書いてあるだけで『トコトロニック』と呼ぶことが多いが、ファンは『白いアルバム』とも呼ぶ。

一番目の曲『This Boy is Tocotronic』がまだアップビートなロックであるが、下記のビデオが暗示するとおり、それはトコトロニックのシュールでもつれた世界への旅へ踏み出す一歩であり、最後の曲『ペテン師からの知らせ』までたどり着くと言葉の限界だけでなく、現実と幻想の危うく心地いい境界線を何度も超えたような気がする。初期のアルバムのどぎついアマチュア風味はなく、歌詞の内容も反社会的抵抗力を唱えるよりも我が精神を何かに任していく、導いてもらうそういう無力で不思議な印象を残す。耐えられない日常に降伏して完璧な現実逃亡を意味するのでは?

この日本語訳も大学時代で自分の日本語の勉強のために書きはじめ、最近になって完成した。『降伏』よりも『トコトロニック』に複雑な歌詞が多く、歌手のディアク・フォン・ローツォーが書いた原文に曖昧な表現、省略文、「不条理の迷路」のようなセンテンスが含まれてドイツ人にでも理解しづらいがかなり魅力的だ。全アルバムの内でも一番詩的で美しいかもしれない。

私のお気に入りの曲の二つは『影は影を落とさない』というラブソング(「まだ知らなくても直覚的に理解したことの奥へと二人を導いた、まっすぐでなくもつれて通じるこの小道の道端には花が生えている」)と『無知の雲』(「僕らを結びつけるのは共通性よりもこの短い時をとおす道である」)。

上記の画像がPDFのリンク。意味の無い仕事はまだつづく:次に『K.O.O.K』と『文句を言うために来てる』の二アルバムの翻訳文を載せます。

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トコトロニック — This Boy is Tocotronic

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Arbeit ohne Sinn, Folge Zwei: Japanischübersetzung von Tocotronics weißem Album von 2002. Demnächst werden “K.O.O.K.” und “Wir kommen um uns zu beschweren” folgen. Die Graphik oben ist ein Link zum zweisprachigen PDF.

トコトロニックの降伏

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トコトロニック——それは私のお気に入りのドイツのロックバンド。ドイツ語で歌い、国外にはほとんど知られていないけれど、90年代の真ん中から若者たちの間で人気を集めるだけでなく、3人組のバンド・メンバーは反抗姿勢とトラッシュ・スタイルで自ら青年運動を起こした。初期の歌詞にはスローガンのようなキャッチフレーズが多く、大人たちと生活状況のすべてをのラフな音楽でとにかく批判することが当時のドイツの若い人たちに強く反響した。

時が経つにつれてバンドのスタイルが変わり、楽器も上手になる一方、歌詞が純粋な反抗心から離れて詩的に不明確になり、ときにはオカルト領域、ときには社会批判、ときには爆発的なラブソングで独自の世界観を代表するようになった。

私はその音楽と言葉が大好きであるし、皆が考えずに従う価値観をどんどん疑う彼らを楽しんでいる。矛盾を歓迎する、常識を笑って裏切る、そして自分自身と自分たちの作品に対してアイロニーを働かす彼らは真のアーティストに違いない。

今日は、彼らのアルバム『KAPITULATION』(2007年)の日本語訳を紹介します。何であんな長く難しそうな歌詞を訳したかというと、それは自分のための日本語の勉強だった。まだまだ日本語を把握しているとは言えないから、この翻訳も決していいとは思わない。だけど、ドイツのポップ文化や音楽に興味がある日本人にトコトロニックのことをシェアしてお互いの理解を深めればと望んでここでアップロードします。上の画像をクリックすればPDFがダウンロードされます。

彼らの歌詞はドイツ人からもすると複雑であり、日本語に訳した場合それはもっとまどろっこしい結果となる。だけど、そういう食いにくいところも面白いかもしれない。特にこのアルバムにはアジテーションや謎に包まれたメッセージが多くて、円滑な訳をあえてさけて原文に忠実な訳を目指した。

トコトロニック — 降伏

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Weil mein Japanisch besser werden muss, und weil ich die Band super finde: Tocotronics Album KAPITULATION (2007) komplett ins Japanische übersetzt – wer auf die Graphik oben klickt bekommt ein PDF geschenkt.

Blumio – 日本人がドイツ語でヒップホップを

『Meine Lieblingsrapper —  お気に入りのラッパー』

今まで日本語ヒップホップに親しみづらかった私が最近、中学時代に流行っていたドイツ語ヒップホップの第二波を思い出させるShing02にはまっちゃった。リリックスもビートも西洋ラップの成熟さを持ち、しっかりしている。だけどドイツにも日本人ラッパーが活躍していることはYouTubeではじめて知った。Shing02のレベルではないが、ブルーミオという名で有名になろうとしている努力家の彼もちょっと面白い。24歳、ドイツのドゥセルドアフ出身。最初はドイツの有名ラッパーの物真似が連発される『お気に入りのラッパー』で注目を浴びたらしい。フェリスMCやセミ・デルックスの真似はいまいちだが、その他のカース、ヤン・ディレイ、ズィード、マスィーヴェ・テーネなどの声をうまくパロディーしてそれぞれのリリックスの特徴も把握し、かなり面白い。その後は物真似にとどまらず、作曲が集めた初アルバムを作り出してそこからのいくつかの曲を、低予算の美学を丸出しにしたビデオとともに自分のYouTubeチャンネルに配信した。

『反暴力ソング』『サメについて話そう』『薔薇の戦争』・・・初アルバムとしての曲のまとまりはなく、時には男女関係、時には拝外思想をテーマにしている一方、彼の目的が明確さに欠ける分リリックスは皮肉的というかそっけないユーモアで印象深い。

個人的には曲は趣味とは言えないけれど、彼が色んな差別の犠牲となるドイツでの東アジア人マイノリティーの一員として自分の性格をばりばり主張することは嬉しい。僕と同じ世代のアジア系ドイツ人と、ドイツを故郷とするアジア人は、ドイツに多く住んでいるトルコやロシアからの移民よりも珍しい、少しエクゾチックな存在であり、もっと公に活躍したらいいと思う。実際、去年の総選挙であたらしく保健相を就任したフィリプ・レースラ氏(ドイツの自民党)はベトナム戦争の難民としてドイツ人夫婦の養子になり、北ドイツで育った。比較的に地味に生活しているアジア系の人はチャイナ・ショップやタイ料理屋さんの枠を超えて他にも文化や政治に開花してほしい。

YouTubeで見られる曲とブルーミオのウェブサイトから判断すれば、彼もアジア人が受けがちな差別を経験し、そこから寛容にたいする意識が生まれたらしい(ただ女性にたいしての差別意識はどうや?)。ネオナーツィたちに訴えかける曲『ヘイ・ミスター・ナーツィ』に出てくる差別用語、シュリッツァウゲ(細目)、ライスフレサ(米食い)、ヤプセ(英語のジャップと同様)は私自身にも時おり投げられた覚えがある。それをまたアイロニーでひっくり返して自分のことを「ダーティー・ジャップ」と呼んたと同じようにブルーミオは自ら設立したレーベルを「ヤプセンソウル」と名付けた。ファーストアルバムを飾るロゴはヨーロッパでは典型的な日本人の戯画である。YouTubeでは『ヘイ・ミスター・ナーツィ』についての討論がかなり逸脱してきた・・・

『Hey Mr. Nazi — ヘイ・ミスター・ナーツィ』

去年ラッパー活動を本格化したブルーミオはこれからどんな歌をつくるだろう?なぜトルコ人なまりのドイツ語をしゃべっているのか?どうして歌のなかに少しでも日本語が活かされていないのか?2010年にブレイクできるか?そして、日本のテレビはいつ彼に気付くか?詳しくは彼のウェブサイトで・・・

最後に僕のお気に入りの曲『Rosenkrieg — 薔薇の戦争』